愛しのウイグル~その49~(カシュガル→伊寧) [2015ウイグル!]
絶景に見とれて忘れていたけれど、このバスは一体いつになったら伊寧に着くんだろう。
今お昼過ぎ。
自分の情報だと、カシュガルから伊寧まで24時間くらいで着くとのことなんですが・・・
既に24時間は軽く超えてる!
だいぶバスの中でじっとしているのがツラくなってきた。
床ずれできそうな予感(泣)
しかし周りのお子さんたちは騒ぐこともなく、おとなしく乗っている。
偉いなー。
この駐車場、もしかしてこれが那拉提のような気がする!
美しい草原が見られるみたいだけど、自分はこのバスの車窓でもう十分満喫しました。
またここまで戻ってくるもの面倒だしねー。
昨日の昼前から旅を共にしている方々ですが、
途中下車していく人もチラホラいる。
あらかじめ運転手さんに言っておけば、その村で下してくれるっぽい。
でも下車する時はいいけれど、乗車する時は半端な場所からは乗るの難しいそう・・・
河が見えて来た!
イリ河か?
早く着いておくれ・・・
そろそろ限界を感じる・・・
そして18時過ぎ、ついに伊寧到着!!
カシュガルを出発してから30時間ちょい。
長すぎっしょ・・・
いやー、無事に到着して本当に良かった!
18時過ぎと言っても、新疆時間だとまだ16時過ぎくらいの感覚?
とりあえず烏魯木斉までの列車の切符を買わねば・・・
駅まで行くのは距離があるので、街中の切符売り場を探す。
が、どうやら自分の持っている地図の場所から移転しているみたい(泣)
どうしよう~
色んな人に聞いて聞いて聞きまくって、ようやく探し当てた!
しかし、烏魯木斉までの寝台は既に売り切れ・・・
仕方ないので、硬座の切符を買いました。
偶然切符売場に、妹さんが日本人と結婚して、九州に住んでいるというおじさんに遭遇。
おじさんは日本に行ったことは無いらしいけど・・・
こんな西にも、日本と関わりがある人がいるのは不思議な感じ!
伊犁師範学院発見!
この辺りで教員になりたい人は、ここに通うのかな?
中もめっちゃ気になるけれど、荷物も重いし早く宿に着きたい・・・
もし余裕があったら、ちょこっとお邪魔してみようかなー。
予約してないんだけど、お目当ての宿は黎光街にある”朵帕青年旅舍”!
意外とわかりづらい・・・
ちょっと写真撮る気力もないので、外観の写真が無いのですが、
ブルーの扉が素敵なホステル。
この辺りは洒落た建物が多いんだけど、このホステルもそういう洋館(?)みたいなのを
改装しているような感じ。
あー、今日は本当に疲れた。
もう街に繰り出す元気もない。
大通りに出たところに、DICOSがあったので、もう夕飯はそこで済ませました。
今日はとにかくゆっくり疲れを取ろう!
明日は伊寧をお散歩するぞ!
愛しのウイグル~その48~(カシュガル→伊寧) [2015ウイグル!]
昨日の夜の長い休憩の途中で乗車して、
そのままうとうとしていたら出発していたみたい。
気付けばもう朝。
うっすら日が差してきた。
じわじわと日が昇ってきて、辺りを見渡すと絶景・・・!
どうやら山間部を走っているみたい。
結構ぐねぐねとした道を登っているんだけど、
一体ここは新疆のどの辺りなんだろう・・・
昨日までの荒涼とした景色とは違い、
凄く潤いを感じる。
緑が多い!
あ!羊がいっぱい!
こんな朝から放牧してるのかー。
この辺りで放牧している人は、一体どんな所に住んでいるんだろう。
もしかして遊牧民のような感じなのかしら。
もう完全に商店とか無い!
とにかく草原と広い空が続く!
どうやら巴音布鲁克の辺りを通過しているみたい。
この辺りも下車してウロウロしたい・・・
九曲十八弯とか見たいなー。
と、ここでトイレ休憩。
えーと、勿論トイレなんて建物は無く、
バスを中心に男女が左右に分かれて用を足す感じ。
だいたい「ここでしたいな」という場所は皆さん同じようで・・・
人気スポットは混み合いますね(笑)
あれれ、「草原航空倶楽部」なんてのがある。
グライダー?
恐らく漢民族の方々のレジャー施設なんだろうなー。
放牧の主はこういうところにお住まいなんですね。
完全にストレスフリーな生活を送れそう・・・
さっきから緑と青の写真ばっかになってますが・・・(笑)
こちらは養蜂の方かしら?
これもテレビの旅番組情報ですが、こういう人達も、お花の開花を追って移動して生活するみたい。
子どもは学校どうするんだろう・・・。
自然環境も厳しいし、ホント大変だよなー。
本当に良い天気!
でもそろそろ横たわりすぎて、尻が痛くなってきた・・・
あとどれくらいで到着するんだろう。
今度は建物があるトイレ休憩(笑)
しかし建物があるほうが良いのか、無いほうが良いのか・・・
しかも有料だし(泣)
何度でも言うけど、有料にするならもっとまともなトイレを作って下さいっ!